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1
午前 8時 じゅんびのとき
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2
家元と くらかず業躰
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3
こちらへお越しになるもよう
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4
一般の客も中でお待ちです
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5
床 淡々斎一行
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6
加茂川に生えている葦
スズメノヤドとも
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7
紗のふろさき 雪の名も
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8
呉須 宇宙の文字を正面に
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9
ミズヒキを デザインして
器 絵こうらい
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10
花入れは 何かな?
4世紀前後の…発掘ガラスでして
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11
…(笑)
お家元はユーモアとしんらつな面をおもちです
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12
茶の味をよく味わって 吟味され
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13
ちゃわん せいにゅう
軒端の○ と銘があります
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14
二碗を拝見されるところ
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15
なつめ 凡鳥 ようけん好
ちゃしゃく 閑古錐(かんこすい)
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16
なつめは 三代宗哲
茶杓は 坐忘斎家元
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17
席を出られたあと 門送
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18
ざいふの旗は風にゆれます
はたのひも も ゆれます
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19
あし・しゅうかいどう くるまそう
ここから おみおくりしてるように…
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20
ざいふって 在釜と 書きますの
在釜って お釜を懸けてますってこと
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21
ほら こういうふうに
かぜ とちごうて ここにはかげが
うつります
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