2003年1月12日


 
その

  

寒雲亭 床にて 
茶杓 鵬雲斎玄室大宗匠 汎叟(はんそう)のお名にて 初削り
汎叟の号は 大徳寺管長雪底老師が 先年 元家元へ贈られたもの

茶杓の銘 徳如羔羊 (とくは こうようの ごとし)
羔はこひつじ 羊はおおひつじ 家元継承のお心 と 拝しました







再び 咄々斎(とつとつさい)

濃茶 本席 ここでは新家元の初削り 「吉祥」の茶杓が!
玄々斎茶杓を 彷彿とする 堂々たる作ゆきでした


自分で撮った画像を取り込んだ時 ふしぎな現象に 目を疑いました
台子の上に あれは 白い円光!何かが反射したのか? 考えられない・・・
咄嗟に私は お家元がふかく敬愛された お母上さまのお姿を 想ったのでした
もしかして あの世の 浄光さま の おもかげでは と

独りよがりでしたら 申し訳ございません





坐して忘ずる というお禅の名前 ですか
どうも 活動的でないんでないか? 現代にアッピールできるのか?
とおっしゃる方々、、、 まあまあ、、、 
手のほうは 茶道 思想 文学 写真 と 多種にわたる実践活動
いえ 足のほうも 世界各国 日本各地 伝道にとびまわって おいでです
この歩き方 音はあまり致しませんが 力は こもっておりますね








点前の 最終段階
水次を もって 茶道口へ 下がられる ところ

客になりながらの 気ままな撮影 よって 私は考えが 足りません
あの〜 本当は もっと おみ足 長いのです〜(笑)









薄茶 心花の間


第十六代新家元 一行  松風無限伝千古(しょうふうむげん せんこをつたう)

ご染筆の 爽やかな気風! 表具にも どことなく 侘びの風情








昨年度の心花の間 鵬雲斎第十五代家元 横物
馬上  小書き
昨年の初釜には この画像はご遠慮して 出しておりませんでした

『 うま年・宗家初釜と女子駅伝 』
http://tubakiwabisuke.cool.ne.jp/umadoshihatsugama.html






坐忘斎家元 好み物  風炉先屏風 棚 棗 その他・・・

吉祥の 祥の字 中国の古字では 羊と 書きました
羔羊といい 吉祥といい 本来恵みの年でありましょう いま激動・苦難の世界情勢の中
 願わくば 日本伝統のこの道が健在で 人々と共に 歩いて行くことができますように!






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