声・反響  「 茶のある風景 」 E


  ギャラリー
2002/01/08
George Lauterstein

TITLE:Sr.Jean & Cat

What a lovely story!  We enjoyed it so much, particularly because we have and love our little friends so much.

Recently the Austin, Texas newspaper featured a story about this old photographer (the story will soon be included in my web site.)  I'm attaching an image of us that was used in the article.

We hope your new year is beginning with happiness and good health.  Our best wishes to you and your family.

With Warmest Regards,

George

2002/01/04(Fri)
椿 わびすけ

TITLE: Re: 皆さまへ 謹賀新年

皆さま、若宗匠のいい写真がみつかりました。裏千家ホームページの中にありました。裏千家海外布教50周年・ハワイ支部設立50周年祝賀「裏千家世界同門のつどい in HAWAII」です。
 http://www.urasenke.or.jp/jframe.html

おすすめの1は、「7月20日(金)」。2は、「ご挨拶若宗匠」です。小泉さんやブッシュさん、アナンさんなどは2枚目と言うほどでもでありませんから、別にオススメいたしません。ところで、「若宗匠の2枚目ぶりを見にいくのが目的ではないよっ!」というご批判を受ける恐れなきにしも非ず。はいはい。あの田中真紀子さんに似ないよう、私めも今後ココロいたしますです。よろしゅうに。

2002/01/04(Fri)
ahoudori_blue

TITLE: 謹賀新年

遅れ馳せながら、あけましておめでとうございます。
今日から仕事です。

暖かい処に住んでいるのですが、久しぶりに雪を見た正月でした。
年末から私事で慌ただしく過ごしましたが、本サイトに来ると私が過ごしているのとは違う、悠然とした時間が流れているようで、心が落ち着きます。また、皆様との交流も和やかで、オアシスを見つけたように感じます。
漱石のトピでは大変お世話になっています。本年もどうかよろしくお願い申し上げます。

2002/01/02(Wed)
村岡 秀男

TITLE: 明けましておめでとうございます。

わびすけさん、そしてファミリーの皆様、あけましておめでとうございます。私ごとですが元旦はぎっくり腰が完治せず、一度もパソコンに触れずじまいでした。二日目になってようやく回復の兆しがみえてきましたが、ありふれた言葉ながらやはり健康が一番ですね。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

2002/01/02(Wed)
椿 わびすけ

TITLE: Re: 日独連合のご夫婦!

クライン孝子さん、明けましておめでとうございます。
二日目の挨拶になってしまいまして申し訳ございません。私はあなたのホームページ『孝子日記』を繰り返し拝見しました。かつては夢であったユーロ通貨の実現!世界の歴史に残る記念すべき日々を表舞台フランクフルトでお祝いになられたのですね。日本からドイツ男性のもとへお嫁入りされた孝子さん、ご夫婦で力を合わせよき家庭をお作りになりました。欧州連合よりいち早く早く日独連合が成立していた(笑)。
それにつけても、アジアにはこうした構想すら持ち得ない政治の貧困があるのではないでしょうか?欧州はやはり先進国だと思いますね。ただ、私にはひっかかるものもございますよ。EUは白人連合ともいえる要素があるのではないか?まあ、人間のふかい業のようなものはいたし方ないのでしょう。

それからパソコンで原稿が消えるといった場合ですね。私もよく経験しました。私などしようもないものを書いても、CDRにとにかくその都度保存するようにしています。同じPCでなく外部に保存するのがいいようです。今もって試行錯誤の段階でアドバイスできる身分でもなく、お役にたてずごめんなさい。それに2台PCがあるといいのでは?

2002/01/01(Tue)
クライン孝子

TITLE: 明けましておめでとうございますうう

わびすけさん
新年はいかがお過ごしでしたか?
私は「ユーロ」誕生で、この地フランクフルトで駈けずり回っておりました。
欧州は通貨統合により、ますます一体化のスピードを増しております。
戦争に明け暮れた欧州の教訓でしょうか。
主人と一緒に、欧州中央銀行での祝賀会やら記念式典に参列しました。
歴史的な意義があるだけに、良かったと思っております。
それはさておき、ゆーみんさんにも、愚痴ってしまったのですが、昨日ようやく一つ原稿をまとめたところ、何かのミスであーというまに消えてしまい、真っ青になってしまいました。まだ残りがあり、そちらで、原稿訂正を行っていますが、パニックです。
以前にもこんなことがあり、癪に障ってまだこの仕事は手付かずです。
機械の便の良さに慣れてしまうのはいいのですが、こんなことになると、ダメですねえ。何かいい方法あるでしょうか?教えていただければありがたいです。では良いお年を!
http://www.takakoklein.de/

2002/01/01(Tue)
椿 わびすけ

TITLE: Re: 謹賀新年でございます


ついにお出ましになりました。若宗匠!
とてもお忙しくてこちらには多分いらっしゃらないだろうと(笑)。

つつしんで新年のご挨拶を申し上げます。

ところで、三本もポジでお撮りになったとは!いやはや恐れ入りました。私などいい加減なもので、お正月の表紙をひと様のご好意に甘え、skyの写真で飾ったような次第でございます。あ、そうだ!次の機会には若宗匠のご新作を(笑)この場でお願いしておきまーす。

「庭の秋 B]が最近淡交タイムズの表紙になっているのを拝見いたしました。昨年の10月、すでに拙サイトのゲストギャラリーで初UPさせていただいていたもので、若干の申し訳なさも感じました。そこで、若宗匠という方の肖像があれば皆さまにご紹介できると思い、裏千家のホームページの中を探しましたが、あーあきません。お気の毒な顔写真ばかり(笑)。二枚目ばりをどうして撮らないのでしょうかねぇ。自慢になりますけれども、私が撮らせて頂きました「或る日本のファミリー」の父子のカットなど、オススメでございますよ。

2002/01/01(Tue)
: 17:47:22
千です

TIME
TITLE: 謹賀新年でございます

>わびすけさん並びに皆様

 明けましておめでとうございます。
当方、昨日の除夜釜から本日の大福茶(おおぶくちゃ)、その後に続く元旦の諸行事を恙無く終えました。
明日も明後日もまだまだ正月茶が続きます。
いにしえの人たちがされてきた生活をそのまま現代社会に受け継いでいるのは、最早この茶道の世界だけかもしれませんね。
そんな中で45年以上生きてこられたことに感謝を捧げつつ、一所懸命、研鑚努力していくつもりです。
疲れたときには、そぉっとこちらに伺うつもりですが、わびすけさん、その節は何卒お手柔らかに…。

 それからですね、年末、三本だけですが、写真が撮れました。
残念ながら白黒ではないのです。
どうしても名残の紅葉を撮りたかったもので。
それでその出来はどうかと言いますと、え〜、新年にはあまり相応しくないので触れるのはやめておきます、トホホホホ(._.)

2002/01/01(Tue)
: 09:38:08
Masa's

TITLE: 明けまして、おめでとうございます。

わびすけ様 皆様

A Happy New Year !
新年快楽!
明けまして おめでとうございます。
JIJI共々 今年も宜しくお願い致します。
       ↓
http://www.geocities.co.jp/Outdoors/4352/newyear.html

2002/01/01(Tue)
フルキミ

TITLE: 慶賀新年

明けまして、おめでとうございます。
わびすけさん、早々のNew Year Mail ありがとうございました。
新年から、ごろにゃんねこ見られるとは夢にも思いませんでした。

思い起こせば(笑)、去年の初めにわびすけさんから頂いたメールのタイトルが「明けましたね」
何が明けたのかといえば、年もそうですが、ぼくの写真もそうでした。
わびすけさんから、新しいエネルギーを頂いて、今年もぼくの写真は変わり続けていくでしょう。

これからも、どうぞ、よろしくお願いいたします。

2002.1.1
三輪 薫

TITLE: ネコの写真

マタタビではなく、再び「おめでとうございます」。
嬉しいカード、ありがとうございました。
が、今年は「ネコ年」かナ?、と一瞬思ってしまいましたヨ?(^o^)。
*ネコ年なんて、聞いたことありませんよネ!

昨年秋は、お会いできなく残念でした。
京都の紅葉は、ヤッパリ!、綺麗で、素敵でした。
皆さん、渡月亭とともに満足のようでした。

今後は、京都の冬を楽しもうと思っています。楽しみにしています。京都の冬は初めてなのです。
勿論、二人で行きますヨ。
では、今年もよい年でありますように。

2001/12/31(Mon)
NiCoLei

TITLE: 良いお年を・・・

わびすけ様、こんにちは。

いよいよ年も押し詰まってまいりましたね。
今年は写真をアップしていただいたりしてありがとうございました。
来年も良いお年になりますよう、心よりお祈り申し上げます。

2001/12/31(Mon) 01:18:02
ゆーみん

TITLE: 来年もどうか宜しくお願いします。

こちらはクリスマス前から雪が降り出し、途中溶けたりしながらも、昨日今日と雪が降り積もり、雪のお正月になりそうな雰囲気です。
今テレビではこの頃にいつも放映される"将軍"を毎日やっています。いまだにドイツでは人気なんですよね。今夜は主人と超大作映画「指輪物語」を見に行く予定です。こんなにゆったりと年末を過ごすのは久しぶりです。明日の大晦日はご近所の人たちとパーティ、花火をあげて新年をお祝いします。
今年はたいへんお世話になりました。
ご家族おそろいで健康で幸せな新年をお迎え下さい。
来年もどうか宜しくお願いします。

2001/12/26(Wed)
ゆーみん

TITLE: Re: 「ドビー」拝見しました。

村岡さん、クリスマスおめでとうございます。村岡さんのウィーンのページ、読み逃げでごめんなさい。やっぱりヨーロッパは寒いですよね。ウィーンでお風邪をひかれたとか。もう大丈夫ですか?こじらすと大変なことになりますから十分おきをつけください。私の身体の心配までしていただいて恐縮です。こちらに住むと室内と屋外の気温差が激しいですので、外出するときは十分暖かい格好をするのはもちろんですが、こまめに体温の調節をしないとすぐに風邪をひいてしまいます。それで部屋にはいるとすぐにすぐにコートやジャケットを脱ぐようにしています。村岡さんのコメントを読んで、”修道院のねこちゃんドヴイ”のこと勘違いしてました。表紙を飾るドビイちゃんだけ目にとまり、物語がUPされているのに気がつきませんでした。わびすけさん、ごめんなさい!
名づけ親でもあり育ての親シスタージーンが白雪姫に出てくる7人のこびとの末っ子”ドビイ”って素敵な名前をつけたのですね。これで変わった名前の由来がわかりました。シスタージーンがこのドビイちゃん(女の子っていうのもこれを読んで判明)をこよなく愛していたということが伝わってくる今は亡き「ドビイ」物語。わびすけさんの修道院とのおつき合いはベアトリック校長といいシスタージーンといい、末永く心温まるもので感銘いたしました。ドラちゃんへのプレゼントも心がこもっていてとっても嬉しいですね。全世界の人へメリークリスマス!! (ドイツではクリスマスが2日間続きます。今日はクリスマス第2日目です)

2001/12/26(Wed)
村岡 秀男

TITLE: 「ドビー」拝見しました。

わびすけさん、筆無精で不義理ばかりしているのにいつも目をかけていただき、ありがとうございます。「修道院のねこ ドビイ」メルヘンタッチの物語を楽しく読ませていただきました。もちろん「ウイーンの教育者・ベアトリックス校長」も拝読しました。ゆーみんさんの掲示板にも宣伝していただき、恐縮です。ゆーみんさんの紀行文も写真もボリュームがあって良かったです。しかし、どこもかしこも寒そうですね。私もウイーンの底冷えで風邪を引いてしまい帰国してから1日寝込んでしまいました。わびすけさんもゆーみんさんもどうぞお身体に気をつけて良い年をお迎えになりますように。

2001/12/02(Sun)
千です

わびすけ様並びに皆様

 若宗匠様の“様”っての、やめていただけませんでしょうか。
もとより、若宗匠って肩書きだけでも面映い質ですので、ご勘弁あれ!
若宗匠様って言われると、なんだか「気の利いた書き込みをしなくてはならぬ」との強迫観念が働くのです。
自己診断では、私、どうやらミッシュ・プシコーゼ(躁鬱質などの混合精神病)の要素もあるようですね。
とにもかくにも、いたって気弱な質なので何卒宜しく、ひらにお願いいたします_(._.)_

2001/11/30(Fri)
ムツミ堂・江馬

TITLE: Re: 千宗之若宗匠様

 初めまして、ムツミ堂の江馬と申します。いつも若宗匠様の作品をこちらのページにて拝見させていただき、言葉にも言い表せないほど感動を覚えております。さらには当店へのお気遣いとお引き立てを賜り、誠に有難うございます。
 日ごろより色々な方のお写真を拝見させていただいておりますが、キヤノンEos-1nのような高度なカメラを使いこなされ、茶の道を究めておられる方の人格と静けさが表れるような作品の数々、素晴らしく思います。更には、わびすけさんよりお声をかけていただき、若宗匠様のポジフィルムも拝見させていただきましたが、失敗と思える写真が一つもないことに一枚一枚の写真に対する重みを感じた次第でございます。
 私もわびすけさんとのご縁でお茶に対する関心が非常に深まり、是非裏千家のお茶に触れさせていただき、私自身の人格形成の修行としてみたいと思うようになりました。誠に未熟者ではございますが、今後とも宜しくご指導のほどお願いいたします。
 当店へのご愛顧に心より感謝申し上げると共に、私どもも一層の努力をさせていただきたく思っております。本来ならば当社社長が御礼の書き込みをするはずでございましたが、私のような者が代理で書かせていただきました。

2001/11/30(Fri)
廣井

TITLE: 復帰しました

わびすけ様、御無沙汰しておりました。廣井でございます。
11月中旬より復職してましたが、どうにも落着かずに御挨拶が遅れてしまいました。
約一ヶ月半の休職中は、専ら家でゴロゴロしておりました(笑)しかし、気力体力が充電したのは宮古島での三泊四日でした。滞在中、カラーとモノクロ合せて約600カット撮影しましたが収拾が付かず(笑)御見せ出来る予定は白紙の状態です。
尚、わびすけ様に宣伝して頂いたささやかな個展の展示作品をWebギャラリーにアップしましたので暇潰しにでも御笑覧下さい。

それから「茶の有る風景」最終回、感銘を受けました。特に「ゆきやなぎ」と「あけぼの」は撮影者である千宗之様の類稀な美意識と言うか、研ぎ澄まされた感性を感じます。私の様な無粋者には……(笑)

2001/11/25(Sun)
22:01:50
千です

TITLE: Untitled

 随分ご無沙汰を致しております。久し振りにこちらに参りました、と言うか、パソコンを開きました。
 堀川通りの銀杏、今年は早くも散りだして些か心淋しく思っていましたところ、思いがけず金色に膨れ上がっている佇まいを拝見し、嬉しく存じました。
 先日の宗旦忌、わびすけさんの掛釜に伺うことが出来ず、申し訳ありません。当日ですが、来庵される社中の皆様の出足が予想外に遅く、そんなことから私は家元に残り、遅れて見えた方々に一服差し上げていましたので、気が付いたときにはもう四時になっていて、残念なことを致しました。いずれこちらでそのときの模様を拝見できるとのお話しですので、それを心待ちに致しております。
 さて、昨日、二ヵ月半振りにカメラを手にしました。家元周辺の紅葉と、拙宅の二階から微かに見える西山方面の夕日を撮ったのですが、いやはや、あまりにホッタラカシにしていたせいか、愛機のそっけないことといったら、まあ、驚くばかりです。慣れているはずの愛機の扱いにてこずるというのは、45歳を過ぎ、些か、私の記憶中枢にほつれが出てきた証しなのでしょうか…。
 私はキヤノンの愛好者です。長い間欲しかったEOS-1nを漸く手に入れたと思った途端、EOS-1Vが発売され、そのときはなんだか釈然としない心持でした。しかし、元から憧れていた機種だったので、そんな思いも瞬時に消え去り、パソコンの壁紙もキヤノンのホームページから頂いたEOS-1nの姿であります。あ、このページにはムツミ堂の方も来られるんですね。私、交換レンズも含め、殆んどの機材はムツミ堂のメディックで買い求めたものです。S屋より機種が豊富で、周辺機材にフィルム等、品揃えにはいつも満足しています。
気を遣って持ち上げておきますね(^o^)丿
 ところで、漱石に関するあれこれ、興味深く拝見しました。実は私、鴎外派なんです、ゴメンナサイ。そんなことで、あまり漱石についての知識がなかったのですが、良い勉強をさせていただきました。大学の専門が感情心理学だった関係で、必然的にドイツ語という羽目になったのですが、ご承知のように鴎外はドイツに留学していました。そんなことで、イギリスに学んだ漱石よりも鴎外に親しみを感じたということもあるのでしょうか。勿論、文庫本ながら漱石のものも少なからず手元にありますので、これを機会に読み返してみようと思っています。とはいえ、トーマス・マン命で文学の道に足を踏み入れた関係上、日本文学は守備範囲外ですが、たるんだ我が大脳辺縁の海馬に活を入れるためにも、中年の手習いをさせていただきます。
 クレッチマーは、人間の体形を三つに分類しました。細長型・闘士型・肥満型。そして、細長型は分裂気質、闘士型は癲癇気質、肥満型は循環気質(所謂、躁鬱気質)と結びつけました。これは、その病気になるというようなおぞましいことではなく、単に性格的な分類ですね、心当たりのある方、ご安心あれ。私の場合は、体形的には分裂気質なのですが、近頃では少しばかり肥満型に近づいてきているようです。秋の夜長、このページを眺めながら、カメラ如きに腹を立てぬよう、穏やかに過ごせる時間を持てる御礼を申し上げる次第です。
 今年の風邪はどうにも長持ちするようです。皆様、何卒お大切に。

2001/11/15(Thu)
椿 わびすけ

TITLE: Re: 夏目房之助さんのこと

マックレイン陽子さんのお話では、漱石のご長男純一さんのお子さんで陽子さんと従姉弟になるんだそうですよ。どんなご本を書いていらっしゃいます?今度買って読んでみましょうね。漱石先生のご一族は皆さまお人柄と思います。

2001/11/15(Thu)
椿 わびすけ

TITLE: Re: ご無沙汰しております。

endo-rxさん
ほんとうによいお知らせでございます。あなたが「茶のある風景」に富士山のお写真を出してくださった後で、お体の調子がよくなくて学校も休職なさっていたのですね。陰ながら案じておりました。でもすっかり回復されよろしゅうございました。やはり過労だったのでしょうか。これからはできるだけ余裕をもって、富士山のように(笑)暮らして頂ければと思います。転勤の土地からは富士は見えないのでしょうか?

2001/11/15(Thu)
endo-rx

TITLE: ご無沙汰しております。

わびすけさん、お久しぶりでございます。その節はお見舞いのメールありがとうございました。おかげさまで11/26より仕事に戻れることになりました。近く更新も本格的に再開しますので、またぜひご覧下さいね

茶トラの猫君、可愛いですね。漱石といえば大学時代にはずいぶん読みました。新聞記者をしていたこともあって彼の世の中や人間を見る視点は鋭く、それが作品にも表れていたように思います。(大学の授業のレポートにも漱石先生を取り上げさせていただきました)

漱石のお孫さんといえば、夏目房之助さんという方もいらっしゃいますがご存じでしょうか。近年はマンガの評論で有名な方ですが、この方ご自身も漫画家です。機会があればぜひご覧下さい。またお邪魔いたします。

2001/10/24(Wed)
千です

TITLE: 御礼

 昨晩まで出張続きで、なかなかこちらに伺うことが出来ませんでした。
 私の素人芸をどのように処理していただいたか、また、果たして目利きの皆様方の目に適うものだったかどうか、些か不安に思っていましたところ、まあなんたることか、過分なお言葉を頂き、恐縮致しております。
 なにぶん旅から旅の合間の微かな時間の中で出会った季節の“切抜き”のようなものばかり、即ち、落ち着いてその瞬間瞬間と向かい合っていないだけに、気忙しい写真ばかりになってしまいます。
露出に至っては、大雑把を通り越し、気にしていないようないいかげんなものでしょうか。
 仕事の方も、今年になってからは週に一日二日しか地元にいられない状態が続いています。
こちらにいればいるで、雑用に振り回され、カメラ一式、書斎の片隅で埃をかぶりつつある有様。
大好きなカメラですが、それに触れられない時間が長くなればなるほど、忙しいこちらを横目にノホホンと鎮座しているその姿に少しばかり鬱陶しさをも感じるときもあります。
しかしながら、皆様から頂いた批評により、そのひがみ根性丸出しのすねた気分も幾分ながら落ち着きを見せてまいりました。
満面の笑みで私の前に広がっている夏や秋をファインダー越しに覗くことは適わぬまま今年は終わりそうですが、
「なに、まだ大きな静けさをたたえた冬があるさ」
と、ひとつその閑寂さをモノクロフィルムなんぞ使い取り込んでみようか、なんて具合に考えている次第です。
 ともあれ、わびすけさん並びに皆様方、本当に有難うございました。
パソコンの前にいないのが殆んど故、なかなかこちらに参ることは出来かねますが、今後ともご批評のほどお願いいたします。
また、ジョージさんにも御礼をお伝えいただければ幸甚に存じます。それでは取り急ぎ、御礼まで。

2002/11/23George Lauterstein
(Texas)


Dear Mr. Sen,

My friend Mrs. Soshin T has been kind enough to make it possible for me to view your photographs and I want to take these few lines to tell you how much I enjoyed the experience.  Your work is quite beautiful in its design simplicity.  It is lovely.

Great artistry is always easy to recognize but difficult to find.  It is indeed rare as is your work.

Again, my thanks to you for producing such remarkable work and for sharing it.

Very Best Regards,

2001/10/20(Sat)
クライン孝子
(ドイツ)

TITLE: 裏千家千宗之若宗匠のお写真

椿わびすけさま。
お久しぶりでございます。お元気でいらっしゃいましょうか?
私の方は、前回の日本帰国後、ドイツでばたばたしております。
そうそう、日本帰国の機内で、ラジオを聞いていましたところ椿わびすけの由来の説明がありました。嗚呼そうだったのかと、私も一つ賢くなりました。
それはさておき、わびすけさんのお家で、若宗匠さまのお写真を拝見させていただき、はっとして、思わず息をのむような感動を覚えました。
美の最高域といっていいのでしょうか。美しいものをカメラで、捉えられるそのお姿は若宗匠さまの生き方そのものが映し出されていると感じました。何でもそうですが、何かを見る目は澄んでいなければ、すばらしさは発見されないし表現されません。これは世の中のいかがわしい、汚いものを嗅ぎつけるポイントでありカギでもあると思っています。
一連のお写真は若宗匠さまの生き方そのものではないのでしょうか。
ハートがきゅっと締まるほどの感動を覚えました。
風景に至っては、宝ケ池の夕景、南紀等々、じっとみとれていました。
どうかわびすけさんから、若宗匠さまにくれぐれもよろしくお伝え下さいますよう。
鋭い感覚、嗅覚をお持ちのわびすけさんだからこそ、とも思いました。、今後ともよろしくお願いいたします。
一度、ぜひお会いできればと思っております。ただ、私は実に粗忽人間であります。その点、ご諒承いただければ嬉しいです。
それから今一つ、前回の日本帰国では、日本会議で女性部を立ち上げ、その発足式が、明治記念館で行われました。そのときの祝辞として千宗室さまの祝電が届いており、会場でその旨、報告されました。
保守本流の女性が今、日本で立ちあがろうとしているとき、千宗室さまの力強いお言葉に、私たち女性一同励まされました。
そのこともこの場をお借りしてお伝えさせていただきます。
何よりもわびすけ様からは、先般よりいろいろと温かくかつ厳しいご忠告をいただき、はるかかなたドイツより心からお礼申し上げます。、先ずはお知らせかたがた.クライン孝子

2001/10/20(Sat)
ちび
(カナダ)

TITLE: ゲストギャラリー

 わびすけさん、こんにちは。待ちにまったゲストギャラリーを見せて頂きました。私は、表紙にもなっているカエデの葉がとっても気にいりました。幻想的な写真ですね。そして、次ぎのカエデの葉の写真と比べて同じ紅葉の葉?こんなにも表現が違くなるのですねどちらの写真にも興味を持ちました。雪柳の風景も白い花の色とのコントラスが栄えて素敵ですね。1枚1枚感想を述べていたら切りがないぐらいそれぞれ趣きのある写真ですね。本当に楽しませて頂いてます。、、何回も見にきます。そうそう機会があったら銀杏餅を是非試食してみたいものです。今日は自分で始めて作ったクッーキで我慢しておきます。、、これもなかなかの作品だと思っています。ではまた。

2001/10/19(Fri)
フルキミ

TITLE: 光と色

こんばんわ、千さん、わびすけさん。
作品拝見しました。

まず目を射る紅葉の光。紅葉の色。鮮烈で、でも優しく。木の中に溶けていく青い光。写真というより、色のついた墨絵を見ているかのようです。

太い幹から寄り添うように色づく紅葉の姉弟。恥じらいの色。彼らを包み込むかのような周りの緑。木々の光。

雪柳の写真。ぼくはこれが一番好きです。古木の上に立つ一本ささくれたような若木。そこんじょそこらのカメラマンなら、この枝を取ってしまうと思うんですよね。邪魔だと言って。ところがこの若枝の、微妙な曲線が雪柳の円弧と妙に合っている気がします。節くれ立った古木は実直な年寄りのイメージ。古武士のイメージ。古木から、次の世代の若者が立ち上がって、雪柳と目礼を交わしている、そんなイメージが湧いてきました。

宝ヶ池の写真。逆光がレンズに入り、烟ったような効果になっています。奥の山の木々と水面の風景を見ていると中国の墨絵のようにも思えてきます。

法然院。これは。葉の上を水が伝って、葉の曲線なりに水が落ちていくように石で押さえてあるのですね!?そのことに気がついて、つと胸を打たれました。葉を選んで石を選んで、石を葉の上において、目には見えない手の動きが写真の中で息づいているかのようです。

わびすけさん。
>紅梅は 今年も 香りながら 咲きました。
写真に欠かせない光と紅梅の香り。ぼくはどちらも時間と密接にかかわり合っているキーワードだと思います。光は、時間の長さと強さを目で見える形で教えてくれます。香りは、一瞬。一瞬の大切さ、一瞬の切なさ、一瞬の儚さを目には見えない形で教えてくれるような気がするのです。

わびすけさんのこのコーナーも終わりですね。ひとつひとつの写真が香りと光を放って虹のようにきらめいているかのようです。

2001/10/19(Fri)
George

Re:Mr.Sen

What LOVELY images!  Please offer my congratulations to this photographer.  He most certainly has my deepest appreciation for these works of fine art.

He has my envy.

Best Regards,

2001/09/30(Sun
フルキミ

TITLE: Re: 無題

こんばんわ、わびすけさん、千さん。
ここにレス付けるのどうしょうか、迷ったんですけど(^^;

謎の写真家の謎が解けて、ぼくは非常に楽しみにしています。
ということを伝えたくて。

伝統ある「茶味」の世界、それを映像でどう伝えるか、ぼくの場合はすごく悩みました。わびすけさんはご存知ですよね。わびすけさんがお声をかけてこちらへ参加するという正規の手続きを踏まずにいきなり写真を投稿してしまったことも今では思い出の一つです。ぼくのような鉄砲玉(?)は別として、すごい写真表現家が並んでいるゲストギャラリーの、最後を飾る写真家は一体どなただろう、ひょっとして、わびすけさんご自身かしらん?と予想していたんですが、やっぱり外れました。最後まで、主と客をキッチリ分けておられます。

だから千さん。ぼくは心して、あなたのお写真を待ちたいと思います。そしてわびすけさんのコメントも。背筋を伸ばして、読ませていただきます。

2001/09/30(Sun) 02:31:32
椿 わびすけ

TITLE: Re: 若宗匠さま

若宗匠さま

あれっ、夢ではないかと一瞬思いました。この書き込みをご覧になった方は、まさかと思われ、ひょっとしたらこれは偽者ではないか?或いはお名前を語って誰かが投稿したのだろう、とか、いろいろ詮議(?)されたことでございましょう!それほど有名人・著名人は、軽々には投稿なさらないものでございます。けれども、これは世間の誤解というものかも知れません。

はい。若宗匠さま、おはようございます。
京都にいらっしゃるお時間を考えますと早くご挨拶をと、夜半にのこのこ出てまいりました。この度はお忙しいところ、ほんとうにご配慮をかたじけなく存じます。
昨日はご宗家に参上し、お稽古をさせて頂きました。アメリカの戦争の話題が出ました。はやる人々にこそ一服のお茶をという話になりました。帰りにお地蔵様の写真を撮っていましたら、後ろからひょっこりお家元が!「あ、僕が写真を撮ってあげよう」とおっしゃって、私のカメラのシャッターを押して下さいました。被写体はなんとも冴えない私でしたが(私)。ええ、こんなお家元の素顔を世間の方はご存じないのですね。
皆さま、若宗匠の素顔も同じでございます。このお便りから本物の方であることがお解り頂けませんか?どうかニセモノでないことだけは信じてくださいませ。

>当然の如く、既にして目は血走っていますよ…。

まことに恐縮でございます。実は私のほうがいかなるコメントにしたらいいかと、考えに考え、既にして目は血走っております(笑)。

2001/09/29(Sat)
千です

TITLE: Untitled

 わびすけ様

 『椿 わびすけの家』、いつも(と言うと嘘になりますか…、なにぶん出張が多いもので、たまぁ〜に、なんですが)楽しく拝見させて頂いております。

 ご縁ありまして、このたび、私の素人写真をお使いいただくことになり、恐縮しております。
キャリアだけは長い方だと思いますが、ブランクも長かったもので、常連の皆様方にはお目だるい点も多いと思いますが、何卒お許しいただきますように…。

 この二日ほどしか京都にいませんので、只今必死にポジの整理中!
当然の如く、既にして目は血走っていますよ…。

2001/09/29(Sat)
椿 わびすけ
TITLE: Re: 謎の写真家 

ゆーみんさん
ドイツ・フランクフルトからのお便りいつも楽しみにしております。ご旅行のお疲れもなく、本当によろしゅうござい

>ゲストギャラリー最終回「謎の写真家」とは?ずっと興味津々でお待ちしておりましたが、謎の写真家の素顔はなんとお家元の若宗匠さまということで「とうとう出たか!」と言う感じです。(笑)

ゆーみんさんのみならず驚かれた方々は少なくなかったと思われます(笑)。ドイツまでもそのお名前は知れ渡っているのでしょうか。私のような者がご紹介させていただくのも僭越でございますが、わかりやすく申し上げますと、茶道の心髄を極めたマイスターであられると共に、大変な文章家でいらっしゃるのは定評がございます。そしてご自分の趣味として写真を愛好される方ですが、その美意識というもの、茶道でいうところの侘びの美がどのようなものかが無言で、静かに表現されております。見る側には作品の余韻を感じていただけるのではないかと私は思っております。

すみませんね。ゆーみんさんのおっしゃる「邪推」は当たっておりませんよ(笑)。私は単なる不出来の弟子でしかありません。お家元様は世間でいわれるような「政治家」ではなく、人間の本質を見抜かれる方でございます。こんな出来の悪い私に目をかけて戴けるのも、上手に生きることの苦手な率直な私の性格を、ご理解下さっているからに他なりません。昭和40年頃から私は直門としてご指導にあずかってまいました。ほんとうに感謝あるのみでございます。

本日はご来訪まことに有難うございました。
2001/09/28(Fri)
ゆーみん

TITLE: 謎の写真家 

ゲストギャラリー最終回「謎の写真家」とは?ずっと興味津々でお待ちしておりましたが、謎の写真家の素顔はなんとお家元の若宗匠さまということで「とうとう出たか!」と言う感じです。(笑)こう書くとお化けがでたみたいな感じになっちゃいますね。ごめんなさい。わびすけ様とお家元様との関係はご縁者であられるかとってもお親しい間柄であられるかと、前々から邪推しておりましたが、、やっぱり。若宗匠様も写真家でいらっしゃるということで、茶の真髄を極めた方の茶のある風景、是非拝謁させていただきます。私が先輩?なんてとんでもない。
そうそうたる写真家の方々の間に素人のわたくしが紛れ込んでしまって、赤面の限りです。

2001/09/25(Tue) 07:57:50
900R

TITLE: あけび

ツアイスのアップおめでとうございます。(笑)
まあレンズ云々はおいとくとして、とても絵画的な印象を受けました。
背景にしろ、あけびの並び方にしろ、さりげなく見えつつ、こういう状態
作るの結構難しいんじゃないか?とか舞台裏のことをあれこれ想像してしまうんですが、そういう卑しいことじゃなくて、これはやはり”心”なんですよね(意味不明?)いや、やっぱりそう思います。
実際、そういった写真にお目にかかれることは少ないです。
どうぞ、この世界をツアイスで撮り続けていただきたいと思います。
私自信も参考にさせていただけるものが大いにありそうです。

2001/09/19(Wed)
廣井

TITLE: 表紙の写真

わびすけ様
表紙の写真、いつもながら自然な感じで撮影されてますね。
「巧く撮ろう」等と云う雑念が感じられません。
「無雑作」とも微妙に違う感じがしますね。
無粋な私には判りませんが「茶道」の世界に通じる物が有るのでしょうか?

話は変りますが、今年は彼岸花が例年よりも沢山咲いてます。
京都の方は如何ですか?
では。

2001/09/13(Thu) 23:26:04
フルキミ
TIME :

TITLE: 無限忌を拝見して

こんばんわ、わびすけさん。(沈黙を破りに来ました)

お家元!こんなにおそばで、しかもフラッシュがもろに当たっている、こんな写真を撮られるわびすけさん、こんな写真を撮ることができるわびすけさんに皆さん、毒気を抜かれたのではありませんか?

ある日本のファミリーという副題で、ああ、こういうファミリーも実際日本に住んでおられるのだと改めて思いました。息子さんがお家元の手元に注がれている視線には深い慈愛を感じますね。わびすけさんがうらやましがられるのも無理はありません(笑)。ぼくですら、この方々をとりまくある種の雰囲気ある種の慈愛には感動を覚えます。

わびすけさんのお写真はそのことをさりげなく、しっかりと伝えていると思います。

ぼくは昨日、行願寺で巨大な香炉の脚だけ撮ってきました。人でもない、獅子でもない顔がついていましたよ。次回UPしますので、お楽しみに

2001/09/14(Fri) 12:33:23
椿 わびすけ
TIME :
HOST : nttkyto03225.ppp.infoweb.ne.jp
NAME : 椿 わびすけ
EMAIL: nomail@xxx.xxx
TITLE: Re: ちびさん と 村岡さん Fさん へ


ちびさん、お書き込み有難うございます。お元気な様子で安堵いたしました。常に冷静に考えていらっしゃるあなた、近くニューヨークへいらっしゃるのですって?大変な時期ですから、危険のないようにくれぐれもお願いいたしますね。救援の作業も難航していると思われますが、瓦礫の中から生存者がかなりあるということに、僅かながら喜びの声をあげでおります。
ゲストギャラリーでお馴染みのアリゾナのFさん、藤沢さんとおっしゃいますが今朝嬉しいことにメールをいただきました。帰国がままならないとのこと、皆さん本当にご心配ですね。よき平和的展開を祈るのみです。

村岡さん。
お考えよく理解できます。今こうしたことを言いますのは或いは少数派なのでしょうか?マスコミ、報道人という人達は自分の確固たる見解をもっているのか、日本人は人の顔色を見て判断する傾向が強いようですがどうも解せないことが多いのです。
戦争が回避されるよう、どうか日本政府はアメリカとアラブに働きかけてほしいものです。

2001/09/14(Fri) 05:13:30
ちび

TITLE: Re: アメリカの同時多発テロ

 お気ずかいありがとうございます。私の周りは仕事どころではなかったですが、やっと落ち着いてきました。これ以上犠牲者がでない事を深く祈っております。この頃のアメリカの政治には外からは良く判らない部分が多く、、大統領選挙でも、、他の国の監理どころではなく自分に国ではどうなっていたのでしょうか??兎に角
来週(前から予定していた)NYに行って自分の眼で確かめてみるつもりです。無理はしないので安心してください。

2001/09/14(Fri)
村岡 秀男

TITLE: Re: アメリカの同時多発

旅客機が突き刺さり、火炎が吹き抜け、その後で巨大な貿易センタービルが崩壊していく画面は、なんど見ても恐ろしかった。湾岸戦争のときには、迫力のないテレビゲームのような画面を眺めながら、その先に同じ人間が殺されているという実感が湧いてこなかった。わびすけさんが日本人を「名誉白人」と表現されたが、それは私自身にとっても小泉首相に対しても鋭い指摘だと思う。現場に居合わせた人々の無惨な死が悲しかったし、己の死をも省みず自爆した犯人たちの存在も悲しかった。同時に想起したのはベトナムで米兵が下半身のない死骸をぼろ切れのようにぶら下げている写真だった。今回のような無差別テロが間違っていることは議論の余地もない。しかしそれとは別に世界最大の核保有国のアメリカが他国の核を制限したり、地球環境を無視しているのはどういうことなのか。報復を当たり前のように誓うブッシュ大統領のコメントを聞きながら、それは無差別テロと変わりない結果になりはしまいかということが恐ろしかった。最近日本では憲法改正の議論が再燃している。アメリカの核に守られながらこんなことをいうのは不条理だが、不条理でも不義理でも何でも良い。戦争を放棄した憲法は良い憲法だと思う。人間をはじめ、あらゆる生き物から、戦いは無くならないと思う。しかし出来うる限り戦争を回避する。それが知性ある生物に課せられた義務ではあるまいか。世界一の大国を自負するアメリカは、他国の戦争に介入する前に、自国が戦争そのものを拒否する勇気を持つべきである。一番と思われる解決策は首謀者が名乗り出て自ら米国に身柄を預けることだろう。実行犯が命を捨てて命令を遂行したのだからこれ以上罪もない一般人を巻き込むことに、なんの大義名分が成り立つというのだろう。姿のない首謀者はいまこそ姿を現すべきである。

旅客機が突き刺さり、火炎が吹き抜け、その後で巨大
な貿易センタービルが崩壊していく
2001/09/13(Thu) 23:33:29
椿 わびすけ

TITLE: Re: アメリカの同時多発テロ

ゆーみんさん、最新の情報をありがとうございます。

>これが事実ならドイツはテロリストのアジトだったということで、ドイツに住むものにとってとてもショックです。

お気持ちはよくわかります。しかしいつの時代も人間の恐ろしさというもの、かつて十字軍が異教の国々にした暴挙をも思い返してみましょうか。とにかく今は双方が冷静にならなければ取り返しのつかないことになると思います。ドイツはこうした時には苦い歴史を乗り越えているが故に賢明な判断ができるのではないかという気がいたしますよ。パレスチナの悲惨な現状に私はもっと世界が目を向けるといいのではないかとも思っていますが・・・。ユダヤ教キリスト教の国とイスラム教国、宗教の対立が何といっても根底にあるようですね。或いは白人対アラブ非白人といってもいいかも。こうした時日本人は必ず名誉白人になるのを求めるようで・・・。アジアの一員という自覚がないのは不思議なように思われます。平和であるには「寄らば大樹の蔭」であるのが望ましいということでしょうか。確かにこれまでその恩恵は受けてきました。今、ドイツの出方を注目しています。又情報をお願いしますね。

2001/09/13(Thu) 20:33:56
ゆーみん

TITLE: Re: アメリカの同時多発テロ

すでに50人の容疑者がすでに挙がっているということですが、
ハンブルクに住むアラブ人Mohammed Atta(33才)Marwan Al-Schehi(23才)が乗客リストからの家宅捜査で、ワールドトレードセンターに激突した飛行機に乗っていたテロリスト容疑が濃くなっています。2人とも学生身分で造船・電子工学科に籍があったそうですが、Attaはパイロット資格をもっているということです。これが事実ならドイツはテロリストのアジトだったということで、ドイツに住むものにとってとてもショックです。

2001/09/13(Thu)
17:58:54

ゆーみん

TITLE: Re: アメリカの同時多発テロ

今日、朝10時全独で1分間の黙祷をしました。また、フランクフルトでは昨日の夕方黙祷行進がパウルス教会周辺でありました。サーカーのチャンピオンリーグUEFAも試合を中止、フランクフルト国際自動車ショーが今日から始まっていますが、昨日のオープニングセレモニーも急遽取りやめ、来週22日から始まるミュンヘンのオクトーバーフェストも開催を中止するかどうか現在思案中というニュースまで伝わってきています。今日現在のニュースではやはりクェート人の大富豪でCIAからアフガニスタン戦争で対ソ連のテロ訓練を受けたという、オサマ・ビン・ラーデンのテログループの仕業ということで、なんと上記の熟練パイロットはドイツのハンブルクに住んでいたということです。アメリカの報復手段がテログループのみを対象とするのならいいのですが、テロリストに武器を調達したり、支援している国に対するものになると、戦争は免れなくなります。そうならないことを切に願います。

2001/09/13(Thu)
椿 わびすけ

TITLE: Re: アメリカの同時多発テロ

ゆーみんさん
ほんとうに恐ろしい事態になりました。私は先ずネットのお知り合いの方でアメリカにお住まいの方々を気遣っております。カナダのちびさん、シアトルの美雅さん、直接には係わりは薄いかもしれませんが、ショックは大きいのではないでしょうか?心からお見舞い申し上げます。
テキサスのジョージさんからはこの事件後、憤りのメールが寄せられました。

Everyone wants only peace and yet in all parts of the world there are madmen who want only killing of innicents.  But we will fight them.  And peace will return.
Keep well.
George

アメリカは先の世界大戦でも自国に爆撃を受けていない国ですから、本土が焦土となったドイツ・日本などとは受け取るものの大きさが違ったかも知れませんね。彼の”平和は帰ってくる、しかし戦わなければならない。”の言葉に、アメリカ人の気概を教えられました。

政治を離れてみると、やはり人間の業の深さと申しますか、国家・民族間の報復ということが根底にあるようですね。こうしたテロリズムは断じて許せないことですが、しかしあのベトナム戦争の悲劇を思う気持ちも同時に忘れてはならないのではないでしょうか?
とにかく戦争に発展しないことを祈るばかりです。

フランクフルトが表舞台となるユーロ通貨は、来年無事計画とおり出回るでしょうか?ゆーみんさんは、社会部記者のような目と筆致で今回もよいご投稿を送ってくださいました。この次の記事は果たして平和なものとなっているでしょうか。

ゆみこさん、有難うございました。

2001/09/13(Thu)
) 00:42:58

ゆーみん

TITLE: アメリカの同時多発テロ

信じられないことが起きてしまいました。航空機ハイジャックによる同時多発テロ。アメリカは非常事態宣言を発令。米FOXテレビは「死者は万単位になる」可能性を示唆しています。生死に一生を得られた方の談話もワールド・トレードセンターが崩壊する寸前に脱出、間一髪というお話です。瓦礫の下にはハンディで助けを求める人達がまだ生き埋めになっています。瓦礫が13階くらいのビルの高さだといいます。またビルの崩壊による2次災害で救助活動されている消防員、警察官が尊い命を失われています。今回の惨事に遭遇されたかたがたのことを思うと言葉がありません。昨日からずっとテレビやインターネットで事件を追っていますが、乗っ取られたアメリカン航空機が墜落した国防総省(ペンタゴン)では職員800人が死亡、100から800人が行方不明とCNNは伝えています。パウエル米国務長官は、同時多発テロ事件は戦争行為であり、米国が今回の事件を戦争とみなして対応する構えであることを明らかにしています。容疑者として5人のアラブ人が上がってますね。一人は熟練パイロットとか。このテロは何年も前から用意周邸w)・・uノ計画されたものだったのでしょう。まるで悪魔の仕業です。アメリカ経済のシンボルであるワールド・トレードセンター。西側のキャピタリズムに真っ向からの挑戦です。3年前にニューヨーク旅行をしたときに、このビルの屋上から見下ろした、アメリカンドリームの街、マンハッタン島の素晴らしい全景を思いだし、またニューヨークに住む友人のことを考えると、夜眠れませんでした。ヨーローッパの金融の中心、ECBのあるフランクフルトでは、昨日州政府が高層ビルの封鎖を勧告したそうですが、今日各銀行ともクローズすることなく、かわりにセキュリティを厳しくして、管理者の判断で出入りを規制したり身分証明書の確認を強めているそうです。昨日はフランクフルトの証券取引所が、今日は朝からフランクフルトのシンボル-メッセタワーに爆破予告の電話があり、緊急避難する場面もありましたが、何事もなくてよかったです。模倣犯、愉快犯によるものとみられますが、昨日のドイツのテレビでも、ヨルダン新聞に外国人なまりのアラブ語で、日本赤軍と名乗り電話があったという情報がテロップが流れ、一瞬びっくりしました。これによると長崎、広島の報復・u「澄w)ということです。フランクフルトの空港内は厳戒体制、出入国検査、手に持つ検査を厳しく行っています。ドイツ国内米軍機地、米国、イスラエルの大使館、領事館、銀行などの施設の厳戒体制をしいています。これまで第一面に写真を一枚も乗せたことがないフランクフルターアルゲマイネ紙が、初めてトップにテロで崩壊するワールドトレードセンターの写真と黙祷するブッシュ大統領の写真を載せています。街行く人々も沈痛な面持ちで足取りもいつもよりゆっくりしているように感じられます。爆弾や銃器などなくてもカッターナイフ1本で、このようなテロ行為がなされたということに、いつ、どこで何が起こるかわからない世の中になったんだと思い知らされました。新しいテロの時代が始まったのでしょうか。
テロ行為の影響で日本の株価も1万円を切ったといいます。政治・経済に及ぼす影響を考えると、たいへんなことになったと思います。不透明感がさらに増大しました。一般市民を巻き込むテロ行為は断じて許せません。戦争にならないことを切に願います。今日はこの事件以外なにも考えられない1日でした。