2001年12月2日
今日庵 宗旦忌
平成十三年十一月十九日
ふとい幹に 御幣 あらたに |
先端の葉 の いろ さまざまに |
又隠(ゆういん)の裏側より |
裏千家宗家では 咄々斎(とつとつさい)において その儀式が厳粛に執り行われました この日 追善釜も 何席か懸けられ 直門の会が恒例の一席を担当 |
お参りの方々が 稽古場席にお越しになる 道筋にあって 人々をお守りしている 祠 |
稽古場席は 研修ビルの2階 待合になる場所の 一角にある 露地とつくばい |
床 鵬雲斎家元一行 随分着衣喫飯 (ぶんにしたがい ちゃくいきっぱん) |
花 寒菊 花入れ 不見斎在判箱 竹一重切 銘 「養老」 |
香合 宗旦好 淡々斎在判箱 四方 一閑作 |
六閑斎手造 一燈箱 銘 暁雲 |
薄茶器 認得斎好 壷々 六代宗哲作。 茶杓 淡々斎句銘 時雨 「 飛び石を ぬらしてすぎぬ 初時雨 」 |
風炉先 淡々斎好 自筆山水絵風炉先屏風。 風炉 道安形 辻井播磨 釜 棗形古作 棚 宗旦好 丸卓。 水指 染付 桶川 新渡。 |
建水 鵬雲斎家元好 浄益造。 蓋置 慶入造 |
堀川通りの銀杏並木 小川通りを歩いていて ふと見ると かなたに 今日庵の宗旦銀杏が・・・ 世の浮き沈み けれど かわらぬ人々の想い この木は長年 なにを見て来たのでしょうか。 あ、この木から貰った ギンナン 今日庵の銀杏餅 お参りされた方々に みな振舞われました はい 分にしたがい 私にも その味は?ですか〜 それは 着衣喫飯 それぞれ 食べてからの お楽しみ! |
平成十四年十一月十九日 宗 旦 忌 |
宗家 鞘(さや)の間 より |
水屋にて 点前の出番を待つ 若いひと |
おあとは 誰かさん 帯 塩瀬の 手描き あけびの実 ぎんなんと あけび 秋の 名残の一日 おさなかった遠い日の 思い出 宗旦さま ありがとうございました |
関連リンク 2000年 宗旦銀杏のもとに |