2002年11月12日


 

兼好法師ゆかりの 吉田神社 献茶祭 茶会

裏千家今日庵第十五世 鵬雲斎千宗室家元 奉仕


平成十四年十一月四日 京都市 左京区  於 吉田神社




京都大学 といえば 吉田 吉田山といえば 兼好法師 ここ一帯には 学術の空気が



川端通りを 東に入ると 京大通り 
東山 三十六峰 の一つ 吉田山があるところ








この通りには 常に 学生たちの姿
学舎はいま改装中








京大通りを まっすぐ歩いていくと 吉田山 が みえてきました
ご承知 徒然草を書いた吉田兼好が 育ったところ










境内










石段
献茶祭 早朝から その準備 添え釜は 薄茶席 立礼席 拝服席 点心席
組織の門人たちが 心をこめて 奉仕しています 

淡交会・茶券 三千円 でした










午前十時 鵬雲斎家元の 献茶式

雅楽の調べのなか おごそかに 始まりました










拝殿の前に 寒風の通り抜ける なか お家元の点前
白い袱紗は濃茶のとき このあと 紫の袱紗で 薄茶にと・・・












ことし七十九歳の鵬雲斎家元
遠距離からの撮影で 不十分なものに なりました
申しわけ ございません










そそりたつ 木の 樹齢は












家元の点てられた茶が これから献じられます












お家元が 拝殿のなかへ 










拝殿 正面










献茶の あと










献茶の 際の 水屋










拝服席 正面  右には 結婚式用の 道具なども







三席 の お茶をいただいた上 お弁当は 「奴寿司」 けっこうな精進寿司でした

そろそろ 帰る 人々も 








石段を 降ります












ではまた ごきげんよう












七五三 の おさそいの 看板








また 京大の前を通って 帰ります 
ここにも看板










吉田神社は 重要文化財の建物 しかし拝観はすべて 無料とか
身障者にも やさしい 心配り そして盲導犬も OKなのです
京都の 伝統 今ここに 息づいている感あり!

http://www.joho-kyoto.or.jp/~f-machi/100/dekakeyo/038/index.html

兼行法師 どうぞ 安らかに ご覧くださいまし





日本の 神々に 感謝のお茶を 献じられた 日の夕べ
こころなしか 私も ご加護を いただいた気持ちに なりました









一日が こうして 暮れて いきました
街角には 公園があり こどもたちが キャッチボールで 遊んでいました
願わくば 平和なこの時間が 長く 続いていきますことを!




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