2002.4.22作成  椿 わびすけ
  再UP 2005.2.17 


  べるりんから 京都へ <やってきた 自転車タクシー

VELO-TAXI

撮影 山上直子さん  産経新聞社


祝! 京都議定書の発効 2005/2/16

これは地球温暖化防止に向けた大きな一歩です。地球温暖化の原因と考えられるのが、私たちのふだんの生活からも発生する二酸化炭素などの温室効果ガスです。このまま温室効果ガスの排出を続ければ、地球規模で、そして将来の世代にわたって、さまざまな影響が生じます。

日本は、議定書の採択以来、一日も早く発効するように、各国に参加を働きかけ、ここに地球温暖化防止のために世界が協力していく枠組みがようやく発効したというわけです。(政府のはなし)

ところで京都地元では、お上のものでなく、静かなブームになっているものに3輪自転車タクシーがあります。

その名はヴェロタクシー。ドイツで生まれ、 京都で2002年に走行を開始しました。
環境にやさしい乗り物として今や全国的に 営業地域が広がっています。

おぼろげな(?)記憶によれば、はい、もう3年前になりますねぇ。 
ITのご縁から べるりんねっと789さんのご依頼を受け、京都におけるヴェロタクシーの取材をいたしました。日本でそのことを最も早く、取材し記事にしたのは、ほかならぬ 椿わびすけなのですよ!
以下はべるりんねっと2002年5月号掲載の記事です。
その下には元になったわが原稿の初公開、いつもながらおはずかしい写真たちで〜す。

京都議定書発効は、最近では人間の良心を感じさせるもっとも明るいニュースに思われますので、記念のページをUPいたしました。乞うご声援!



ヴェロタクシー in 京都
 
ベルリンから京都へやってきた自転車タクシー
 
                       椿わびすけ

 ベルリンの陽が長くなり、樹々が生きいきと緑を見せる季節、ベルリンっ子たちはTシャツにサングラスで美味しそうにアイスを頬張り、街には自転車人力車、ヴェロタクシーが滑走する。 ベルリンの夏の風物詩ともいえるヴェロタクシーが、なんと京都に上陸したという!
 どうにかその真相を知りたい!求む京都在住者さま!!ベルリンから遠く東に向かって発信を打った。そしてべるりんねっと789の期待を期待以上に適えてくれたのが京の侘び寂びをオンラインで伝えてくれる椿わびすけさんでした。
 ベルリンと京都がコラボレーションする瞬間!ヴェロタクシー in 京都をここにレポート!

リンク2002/5
 べるりん発  ヴェロタクシー in 京都


ベルリン発 月刊オンラインインターネットマガジンBN789☆





平成14年4月19日。この日は早朝から、今日(こんにち)庵のお稽古に参りました。
今日はお家元の誕生日で、たくさんの花篭(贈り物)が飾ってございました。お家もとのお誕生日をお祝
いさせていただきました後、皇后さまのお着物をつくる、さる西陣の織物会社の展示会へ伺いまして、
お茶室でお茶を一服頂きました。 それから私は、京都はお池 からすま通り、新風館へと出かけました。
待望のveloタクシー試乗へと。

                                                      椿わびすけ








京都の顔 裏千家こんにち庵の 兜(かぶと)門
今日は午前中 今日庵でおけいこ 
それから皇后さまのお着物をつくる さる西陣の
織物会社の展示会へ その後 この新風館へと





京都はお池 からすま通り 
もと電電公社跡地今は 新風館 ・・・
これも 門ですえ
自転車行く人の向こうにみえますか 
アーチ その中・・・








穴倉かと思いきや 中はひろびろ 中庭?
どうやらテナントビルのようです






ベンチに二人連れ はじめまして 
うちら 姉妹ですねん
で こっちも おもわず自己紹介









と ふたりとも立ち上がった そこへ 来ましたっ!!
あっちのローズ色の 塔のなかで 女性の声
アナウンスですぅ〜
今日は その試乗会 でした




アナウンスの 高いきれいな声♪
「ヴェロタクシー ドイツからやってきました〜」
展示会ショーらしくて♪










ドイツ直輸入 かんばん 読めなくてすみません






車のうしろ向き うむむ ヴェロタクシー
 これ位なら!







お若いかたがた 仲よろしおす





10
あっち 気にしてはりますのん あの白い車のこと?






11
こっちから 階段あがって 振り返りますと





12
あ〜 白い車が ぐるぐる 走ってます〜







13
そこで ついに 「にいさん ちょっと 私
乗せておくれやす」



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ぼんさん頭の にいさん しんせつでした
うしろから よう見せて もらいました
ああ 階段のことですえ






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この時 フシギなことが おきました キリッとした 本物の新聞記者のお方 こっち おいでやして
私に は? なんのことでっしゃろ?
「ご苦労さんです わざわざ ベルリンから この試乗会のために 来られたとか!」
は?着物きて ベルリンから 京都のここ くんだりに なんで 来ますのやろ? そこで先の姉妹のご登場!
 「私 べるりんねっとの特派員なんです(笑)」と さっき冗談いったこと すぐ 伝わったようで・・・
ついに 本物の記者さんが あらためて 写真撮影されることになりました どうやらニュース記事になるとか
ならぬとか





山上直子さん撮影(産経新聞)     


いかがです  ミイラ取りが ミイラになりました という オソマツ

(後日談…けっきょく しんぶん記事にはなりませんどした 笑)


NPO(民間非営利団体)・環境共生都市推進協会が、
ドイツで自転車タクシーを運行する会社と契約し、十台輸入したといいます。
重さ百四十キロ、二十一段変速で、軽々と発進します。
自転車タクシーは、地球温暖化の原因となる二酸化炭素など排ガスを出さず
環境に優しい新しい都心の足と期待されますが、騒音もなくのんびりとした雰囲気が
京の町にはよくうつるように私は思いました。
近くは烏丸、寺町、御池、綾小路の各通りで囲まれた地域で実際に運行するそうです。
料金は一回数百円の予定とか。できればこれから市民の足として、利用したいものです。








16
わびすけも ドイツに参ったこと ございます
白鳥城の前で 誰かがシャッター押して
下さいました。
あ〜こんなときも ありました 
シミジミ・・・



17
茶杓の筒 ごぞんじでっしゃろか
上の花押(かおう) 和製サインと申してよろしいでしょう
ここで お聞きになりますの 作者は誰って
ええ 知る人ぞ知る とだけ 申し上げておきますね





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