2004年5月26日



しのぶ草 ふたり 炭屋にて


京の 料理旅館 純和風の 炭屋いうお店があるの ご存知でっしゃろか  
この旅館のご主人は お茶のひとで 茶道宗家の老分にならはった お方どす
茶道具を愛し 和のたたずまいに 心をくだき 客への楽しい話しぶり…

おとどし そのお店で開かれました或る茶会に およばれいたしました
炭屋さんの長年の友ともいうべき 谷口宗絹師の 名誉師範祝賀茶会
最近 思いがけなく このおふたりの 訃報に接しました

ここに その日撮りました写真を しのぶ草として 手向けさせて いただきます
絹のように しなやかで やわらかく あたたかかったお人柄 宗絹さん!
後見に出られ 洒脱なご挨拶をされた 炭屋さん!

あちらの世の 花々の香りは 今 いかがでしょうか



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この時刻にいらっしゃると ゆっくりしてます〜 と 電話で 宗絹さんは教えて下さいました
お言葉にしたがい ご指定の時刻に参りますと お親しい身内の集まる 氣のおけないお席
さっそく正客にと 坐らされてからは カメラを取り出す暇もなく… はい 席主さまの心こもるお点前
 半東さまの それは楽しいお話 それぞれに接して ひたすら喫し 味わう私でした

いやぁ〜 今となっては お二人の写真を 撮っておくべき でしたねぇ!



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