2003年11月30日


おとこ の きもの 日本 の 男


平成十五年 十一月二十八日 大徳寺利休忌 今日庵担当
    法要 ・ 今日庵席  於 聚光院
     協賛席 淡敬会    於 三玄院

坐忘斎家元の ご出席のもと この度も追善のお釜を 会員一同 ご奉仕させて頂きました
お家元の着物すがた いつもながら ピシっと 決まっておりますね
うしろに お控えになるのは 阿部宗正業躰

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2004年1月28日再UP
じつはこの日 お家元がいらした時 点前の順番が まいりました
新たに挿入する この3枚の写真は 淡交社のご厚意により ご提供いただきました
心から 御礼申し上げます

点前が終わったあと そそくさと へっぽこカメラマンに変身して (1〜24) 撮影したのでした

1
もくもくと てまえしてるんやな
ほう こういうときも あるんかと
おどろくなぁ〜

…いまは きくみみ もちませぬ

ただひたすらに…

2
しばし せいひつの とき  

いちばんへたな てまえです
くちは ごえんりょ しておりまする
と もうしあげたかどうか
さだかては ありませぬ


3
おちゃは たちました
はんとうさんが はこびます


とのがた 三たり よろしおす
とおくに ふたり みえる のは

むかし おとめで ございます



1
淡敬会席にて 退出される前に
炉と釜を 入念にご覧になる




2
三玄院北門の玄関にて
待ちかまえていたわびすけ




3
「立ち止まったほうがいい?」と
おっしゃり… 







10
閑隠の間 今日庵席 床の花
経筒 寒菊 椿



11
ハトと話し合ってる  子どもと母




12
すこし行くと モミジのお手手




13
千玄室大宗匠一行
流水寒山路

花入 円能斎在判 「老僧」


14
了入造 くず屋香合




15
山里棚 水指 南蛮 
薄器 利休好薬器 玄々斎在判 



16
炉は茶家にとって神が宿る場所
釜を拝見
される家元 
釜 繰り口 辻 與冶郎造


17
ミノウモミジ リキュウツバキ
「利休椿って
 どこでわかる?」
はい、在判入りで 葉の裏に(笑)」
「ほう、白漆だから見えんのかな」 

と 家元のジョーク!
18
道具の一つひとつに接す
あたかも 生けるものの如く




19
かなたにはお見送りの人々
でも〜こちらへも すこしばかり
「そのレンズは?」
覗き込んで 「レンズ汚れてるで
日本男性のこの笑顔

20
アベギョーテイ
昔は紅顔の○少年 今もって
この童顔 点前の指導 高峰
苦労人にして人情もあり


21
おとこのきもの
なかなか歩幅 ありますな 
にほんのおとこはんに
もっともっと 着てもらいとうおす



22
三玄院にある 椿の大木の
花ざかりでした



23
月光(がっこう)ならぬ
日光(じっこう)いうお名前で
おいやすか



24
血なまぐさいこの世ですけど
あんさんは しずかに
ふりそそいでくれはります

落ちる時って たそがれ
ますのでっしゃろか



関連ページ 2001年大徳寺利休居士月忌茶会

2003年 道 愛 ひと そして 茶 初夏の大徳寺利休忌


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