今日庵 名誉教授の方々






2003・5・9 撮影

於 平安神宮

第16代坐忘斎家元
継承奉告献茶式・茶会
業躰席

名誉教授
永井宗圭師

 

これで いいですか と 永井先生の声と この笑顔
遅くなりましたけれど グッドタイミングでした まことに佳き日の 客の来ない合間に 撮影

カメラをしまった後 席がはじまり 厚かましくも そのまま正客になってしまい 恥をかきました
ただし 最終の席で 菓子抜きの たいへんけっこうな お薄でした(微笑) 











2003年3月25日 UP


 1 

今日庵 梅の井
ちかく













梅の井

この日は
鵬雲斎大宗匠の室
浄光さまの命日

3月9日のこと
でした

 












大炉の間

裏千家のみの
オリジナル

2月3月に
行う点前です

稽古は後炭点前












業躰(ぎょうてい)
一家の業を引き継ぐという意味から 茶道の家元に居住し その修行をする人
裏千家十一代玄々斎が 内弟子をこのように 名づけたと伝えられます

茶道を教えるには 道 学 実 の内容を必要とします
名誉教授は いわば茶道師範の頂点にある方々 時に厳正 時に柔和
人間味ある 布教者の役割が 課せられます

研究 教育 伝道 マンツーマンの 指導から 相手に教授する…茶の香り
至難な業を 行っている方々で いらっしゃいます

ここでは その素顔の一端を お伝えいたしましょう














指導 鈴木宗幹師

古美術にかけて
卓見をもつ
目利きの方

東京の住
先代から今日庵の重鎮

弟君も共に
業躰職














名誉教授
寺西宗二師

現存する最長老?

83歳

父君は又みょう斎の
高弟でいらしたとか

ひょうひょうとした
侘び茶人

貴重な生き字引













名誉教授
現 業躰長
横山宗樹師

父君は数寄者で
いらしたとか

言葉の使い方に
文学的な表現を
指導されて

皮肉っぽくおもしろい

お子様は男女とも
非凡なプロ茶人













名誉教授・鈴木先生は
話好き

私は失礼なことを
申し上げました

先生と寺西先生は
おつむの格好が
まるで ご兄弟の
ようですね

先日 寺西先生は
仰いました

わしゃ 明月より
十三夜じゃ

多少 のこっておる













ある茶会で
正客 寺西先生

次客
わびすけ

あんたは いやじゃ
って
ソッポ 向いて
はります〜

あ、ごめんなさい









椿わびすけの家へ戻る