2003年2月20日










本法寺 境内    さざんか(山茶花)
椿さんとこ と 本家あらそう気ぃ さらさら ありませんよって








つぼみあり 落花あり でも 今さかりの さざんか ですえ でもなぁ 山茶花って書くのん
不思議ですな ほな あの”サザンオールスターズ” 山茶総星とでも 書くのでっしゃろか?










本法寺をぬけて ご宗家にまいります 故伊住宗匠の喪は明けませんのに
お稽古は 門弟のために ご配慮を いただきました
内玄関の 水槽には 緋の和金が 以前とかわらず 泳いでおりました











火を鎮める 水
茶道は ”木火土金水”の 東洋思想をもとに 形成されています










裏千家宗家の 正面玄関に
禅門のように 訪問者が丸い板を木槌で打って 到着を知らせる名残 でしょうか










槍の間 けいこが はじまりました
点前は 和巾(わきん)という 伝もの 由緒ある布 古袱紗に 重点がおかれます










点前をするひとは 厳しい姑のもとで茶の修行を積み いまは姑の介護もされる方
なにわをんな そうでした あなたは うす紫の 浪の花!









客から拝見の道具について 問われる ひと時
写真にはみえませんけれど 右には 指導に当たられる 業躰のT師
お茶を頂いた後 おもむろに後方で カメラを構えた 私








稽古を終えて 外に出ると 正午ちかくの日ざし でした









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先輩の長老を モデルに・・・ 八十歳を過ぎてこの元気
戦後 ご主人と外地から引き上げ その後 お茶の先生として 後進を育てられました
お茶があればこそ







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荷物をまとめる場所に 置かれた 花籠の白い花々
いまは まだ 喪のさなか なのでした









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ご宗家をおいとまして ほど近い 食事どころで 友人と昼食をとりました
カウンターの向こうで コック帽と なまの若い頭もみえますね
このお店は 青々した 植物をいつも飾って いい雰囲気です







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すこし歩くと 喫茶店でしょうか 店の前にネコたちが 人間を招いてました
車、車、バイク、そんな町の埃を一身に かぶって でも無邪気で ごきげんでした









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おいでやす〜てか まねきネコの 総出だよ〜 ま、 おいでやす〜
誰もな 盗んでいったり しないんだよ〜 案外みんな いいヤツなんだな
金貨にゃ さっぱり エンなさそうだけど にゃ

ああ もう春が 近いんだ 〜〜



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