2000年9月19日
植物図1 ・ 酔芙蓉
                                      


酔芙蓉



アオイ科の植物。

初秋に咲く八重咲きの芙蓉。


早朝は純白の花。

まずは青虫がご対面、

済まなさそうに

おはようさん。


素面なれど  時の移ろいに、  ほんのり 頬を染め。

ひるさがり  微笑みは  いつしか夕べ  酔い心地。

夜ともなれば  酔いが回って、  赤ら顔。



下の写真は  自宅、夕方の庭先で撮影。

酔芙蓉って、しおらしい風情には

いまひとつ。

花も葉も大ぶりで、

茶席の床に生けにくい。


でも・・・

たのしい友人って、

わるかあない。






じつはこの木 鉢植えの、

ひょろっとしたのを土産に頂いて、鉢のまま地面に置いていた。

その内、鉢の底から根が土中に伸び、あっという間に大木に。


蕾は明日ひらく蕾ゆえ純白に、

夕日を受けて微笑んでいるほろ酔いの花は、今日の花。

薄紫の花、それはきのう咲いた名残りの花のいろ。

赤ら顔はもうどこにもなくって・・・。。






向きがすこおし変わって、


もう一段、いい笑顔。








ふろく

      ドラ猫も 花を愛でますよ〜
花の撮影はむつかしいですねえ。

ちょっと 懲りました。

それで 猫の手を借りました。

猫の手はいいですね。

やさしくやさしく

わが胸中を理解してくれ、

ほら、このとおり!






あのね 猫は植物のあるところで

いとも深刻に、地面を掘って何かを

いたします。とっても大切なもの・・・。

ドラはいつも、こうしてうちの土地を

肥やして(?)くれてます。


ごめん、見てないよー。



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