修道女のお招きクリスマス茶会 ノートルダム学院小学校創立五十周年

2004年12月25日


修道女のお招 きクリスマス茶会

ノートルダム学院小学校創立50周年記念・クリスマス茶会


日時 2004年12月11日(土曜日) 場所 京都市左京区 ノートルダム学院小学校



ヨーロッパに本部をもつノートルダム教育修道女会は、
マザーテレジアの教えを忠実に守り 子ども達の教育に生涯をささげる敬虔なシスターたちによって運営されています。
 京都市にある私立ノートルダム学院小学校創立50周年記念・クリスマス茶会のご案内を頂きましたのは、黄葉が美しい晩秋のころでした。
 カトリックの修道女シスターCは、この修道会に所属され長年経理をご担当。その傍ら裏千家茶道を習得され、いまや学院の教職員の方々に日本の伝統文化を伝える貴重な存在。シスターのまかれた種が確かなものとして芽をふき、いま教員の或る方々が子どもたちへ作法とお茶を教えるまでになっておいでです。茶会に出られた先生方はたおやかな着物姿です。こうした小学校が現にあるということ、ああ、京都ならではと…言っておくれやすか〜〜




画像はクリックしていただくと拡大します
航空写真?
右下に記念の文字が
みえます


小学校の前のながめ




鉢植え
ひっこぬく子は
いてません


未だまだ
枯れてない色



児童のくつ入れ
ついゲタバコって
口にでる


げんかんまえの
おかざり



廊下
マザーのおすがた



待合
まずはほほえみの
おむかえ


校長せんせいは私服
シスターTと
教頭せんせい


ウィーンでみました
マザーテレジアのご絵
とわびすけ あ、影が


保護者に陶芸プロあり
西村さんのさくひん
聖堂にて


濃茶席は
黒板のある礼法室



てまえざ
水指はお手作り
聖夜のごめい


お客は保護者の方々
げんせんちょうしゅう
20数人?


シスターCと愛弟子の
Bセンセイ
きものおきれい


ネットにデマスヨ〜
はい パチリ
茶銘は? 雲門の昔
一保堂ですね!

茶入れしふくとも
Bセンセイお手作り
茶杓は教頭センセイ作
「みこころ」

薄茶席へごあんない
こどもたちのお迎え



これからおひとが
入りますよって



児童がかいた墨絵
びょううぶ二つ



たばこぼん
子どもにしめしが
つきませんとは
いわず

お 1ねんせい
お菓子のおはこびです



ゆずり葉のお菓子
聖書に出る「ゆずる」
正月のおかざりと一緒


点前は6ねんせい
センセイしんぱいそう
いえいえ 大丈夫!


お茶もいただき
ました おてまえ 
けっこうでした


しせんがまちまち?
児童のかわいさに
ひきよせられ


はにかみやの
友人が右で



お茶のあとは
音楽のおもてなし
すばらしかった!



あの〜〜これね
おもちかえりのべんとう
でっせ
このお店 じつは保護者
のおみせですとか…
おきばりやしたか…
みなさまのご尽力に
こころから感謝!

校長先生のおはなし

終戦後、この学校を
作るにあたってアメリカの子どもたちが献金をしてくれました。そのおかげで今日があります。







マザーテレジアの肖像画の複製は多いのですが、原画はウイーンのノートルダム
教育修道女会マザーハウス
に保管されています。10年ほど前に私がその地を訪問した時、修道院長さま、学校長さまほかのシスター方から暖かいおもてなしを受けました。聖堂に案内され、始めてマザーテレジアの肖像画の本歌に接し、心うたれるものがありました。勧められるままに難民のために用意されていた濃いスープを食したことも忘れることはできません。
 以下はその日のスナップです。ふしぎな事にこの時のご縁はさらに続きます。 数年後、シスターベアトリックス校長がご来日。京都市内の修道院茶室にて私はお点前をさせていただきました。ウイーンでの出会いを想いながらお茶を差し上げ、静かな時間を共に過ごしました。日本人シスターCとの交友がこのような形になったことを感謝しつつ。




ウィーンのノートルダム小学校 授業料は無料 すべて国費とか


うしろの絵は複製




聖堂にて
せかいに1つだけの
マザーテレジアの原画


なんみんスープ
ポテトほか濃厚な
ごった煮



聖堂はこどもの像が
多くみられました



修道院の茶室
横には補助イス
ここで再会できるとは


人が変われば世界も変わり得る
色紙 マザーのことば



がっしょう



    2001/8/ ウイーンの教育者・優雅なベアトリックス校長



椿わびすけの家へ戻る